...そこから新常盤橋を渡って東京駅へと往った...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...舞妓常盤(ときわ)の後身ではなかったのであろう歟...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...こんど三越のホールで常盤津の会があって...
豊島与志雄 「慾」
...芸者衆ばかりの踊と素唄とを交えた常盤津の会で...
豊島与志雄 「慾」
...日本橋の常盤倶楽部であった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...常盤町ノ女郎屋ヘ行ッテ女郎ヲ呼ンデ遊ンデ居タガ...
中里介山 「大菩薩峠」
...常盤橋(ときはばし)外で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...常盤橋(ときわばし)の速水(はやみ)と相並んで繁昌しましたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...常盤橋(ときわばし)が見えて来た...
原民喜 「廃墟から」
......
一葉稿 「五月雨」
...ひる終って、常盤の洋弁と、福仙のサツマアゲ等食堂で食ひ、ねころぶ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...常盤座へ移って十一月一日からの分...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...松竹座にエノケンを訪れ、暫く話し込み、常盤座へ行く、ヴァラエティと「青春五人男」を見たが、ハヤもう下品で見てゐられない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...天井には牡丹形の紅(こう)黄(おう)白色(はくしょく)常盤(ときわ)の緑を点綴(てんてつ)す...
村井弦斎 「食道楽」
...わたくしは母かたの遠縁に当る常盤家へ引取られたのであった...
山本周五郎 「やぶからし」
...常盤(ときわ)家を出るとき...
山本周五郎 「やぶからし」
...常盤範貞に手をやかせたにちがいあるまい...
吉川英治 「私本太平記」
...御所の常盤木(ときわぎ)を胸に思って...
吉川英治 「山浦清麿」
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