...自分の所有に帰するにきまっている品を選ぶ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...西蔵(チベット)はもしそれが他の勢力を帰すると...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...ただの無に帰する...
太宰治 「パンドラの匣」
...之は何と云っても真理の相対性に帰することで...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...その帰するところは同じようなことであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...鉛筆で描いた線には幅があるという点に帰するのである...
中谷宇吉郎 「地球の円い話」
...斬り了(おわ)った時に目的は終局に帰するのだからして...
夏目漱石 「創作家の態度」
...その所信に帰するのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...別個かつ継続した存在を印象に帰するようにさせる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一朝富家の独占に帰するを見て...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...いよいよ相続の代理権がアレテウスの手に帰するや...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...我らに帰するなかれ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...むしろ念力(ねんりき)の分散に帰することはわかっているはずで...
柳田国男 「母の手毬歌」
...この日本国の内においてながしあう血はことごとくみなこの国の大生命ひとつに帰するものでしかないことを達観していた...
吉川英治 「上杉謙信」
...事すべてが水泡(すいほう)に帰するであろう...
吉川英治 「三国志」
...彼が復帰するようになった仔細も...
吉川英治 「新書太閤記」
...具体的にも例を挙げて、信雄に対する不満の意を明かし、帰するところ、「いまは、思い断(き)った」と、いうのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...『外国穀物輸入のために無に帰する穀物の利潤及び地代に等しいほどに...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索