...帰する所は同一理なり...
石橋忍月 「罪過論」
...民国革命後も日本の明治維新の如く国民皆兵に復帰する事が出来ず...
石原莞爾 「戦争史大観」
...それはよく東洋哲学を研究せざるの罪に帰する...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...身体の強健にして精力の優越なるものに帰する...
大隈重信 「運動」
...利子を取るか取らぬかという一点に帰するのである...
丘浅次郎 「動物の私有財産」
...支配人に帰するわけです」「ああ...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...そして限界や分割は個別化原理に帰するのであった...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...という仮定に帰すると云わざるを得ないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...以上の二つに帰することが出来ることを講じたと思う...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...どうしていろいろな複雑な着氷の現象が起きるかという点に帰する...
中谷宇吉郎 「樹氷の科学」
...仕事が何処にでも沢山あるか否かという点に帰する...
中谷宇吉郎 「捨てる文化」
...死を見ること帰するがごとく...
新渡戸稲造 「自警録」
...知覚に継続した存在を帰することにおける誤りを認める方へと我々の歩みを後ろ向きに導く...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...最近の擾乱中の人民の喪失と苦難とに帰するのが正しいであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...七分三分に帰する所を狡(ずる)く見ている...
吉川英治 「大谷刑部」
...帰するところはこれからの戦局次第だ...
吉川英治 「私本太平記」
...帰するところ、これから羽柴の征(ゆ)かんとする一戦は、光秀を撃つか、光秀に撃たれるかにある...
吉川英治 「新書太閤記」
...しかし利益は常に紙幣発行者に帰するであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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