...その衝突の際に地殻内に封じられた火焔が噴出しそのために地上は荒廃に帰する...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...地方によっていろいろの名称を与え妖怪の所業に帰するも...
井上円了 「おばけの正体」
...しかして私が神に帰するところの一切の完全性は...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...要するにセイの定義もスミスのそれに帰するのであって...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...船に酔うのもやはり同様な原因に帰する事が出来る...
寺田寅彦 「話の種」
...一切の哲学は実は感性理論に帰するようだ...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...ということに帰する...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...すべて空(くう)に帰する以上は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...律呂は即ち音なしに帰するというのが声明の極意なのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...或は自力難行を捨て念仏に帰するもの甚だ多かった...
中里介山 「法然行伝」
...斬り了(おわ)った時に目的は終局に帰するのだからして...
夏目漱石 「創作家の態度」
...はるばる関ヶ原旧怨に帰する論者は...
服部之総 「尊攘戦略史」
...我々が別個かつ継続した存在を帰する印象と...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...知覚以外の「対象」と呼ばれる何か他のものに帰することで...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...上述の人口に対する三大妨げに帰することが見られるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また別の人々はこれをさらにほかの人たちに帰するのであるが)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼の武勇によりもその剣術の方に帰することがないように用心したのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...――天命帰するところあり!」司馬徽はくりかえして...
吉川英治 「三国志」
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