...その間に、幕下の曹仁は、手勢三千余騎をさずけられて、間道を縫い、目ざす小沛の城へ、搦手(からめて)から攻めかけていた...
吉川英治 「三国志」
...曹仁は、その晩、夜襲を敢行した...
吉川英治 「三国志」
...曹仁、曹洪らは、辛くも火中を脱したが、道に待っていた趙雲にはばまれて、さんざんに打ちのめされ、あわてて後へ戻ると、劉封(りゅうほう)、糜芳(びほう)が一軍をひきいて、前を立ちふさいだ...
吉川英治 「三国志」
...曹仁(そうじん)...
吉川英治 「三国志」
...宝剣(ほうけん)一曹仁(そうじん)の旗下(きか)で...
吉川英治 「三国志」
...曹仁、李典、夏侯惇(かこうじゅん)、楽進(がくしん)、張遼、許(きょちょ)、――などの陣々騎歩もすべてその方向を一にして、長坂坡(ちょうはんは)へ迫って来た...
吉川英治 「三国志」
...曹仁は、曹操の無事な姿を見ると、うれし泣きに泣いて、「赤壁の敗戦を聞き、すぐにも駈けつけんかと思いましたが、南郡の城を空けては、後の守りも不安なので、ただご安泰のみを祈っていました」と、曹操が生きて帰ってくれたことだけでも、無上の歓喜として、今はかえって怨むことも知らなかった...
吉川英治 「三国志」
...兄の曹仁から加勢に来るのを待つとするか」「ともかくも一両日...
吉川英治 「三国志」
...「そうだ! 忘れていた」曹仁は...
吉川英治 「三国志」
...「さては、敵将の曹仁も、ここを守り難しとさとって、外に頑強に防戦を示し、心には早くも逃げ支度をしておると見える...
吉川英治 「三国志」
...やがては曹仁自身が大軍をひきいて襲(よ)せてくるようになった...
吉川英治 「三国志」
...それと見て、敵の曹仁は、「ざまを見よ...
吉川英治 「三国志」
...使いをうけたのは、曹操の一族、曹仁である...
吉川英治 「三国志」
...即ち、魏の曹仁が、突如、堺を侵(おか)して、荊州へ行動を起してきた――と...
吉川英治 「三国志」
...今や樊川(はんせん)の曹仁が...
吉川英治 「三国志」
...第二日、第三日も曹仁は、不利な戦ばかり続け、ついに襄陽市中からも撤退のやむなきにいたり、襄陽を越えて遠く退いてしまった...
吉川英治 「三国志」
...首将の曹仁をかこんで...
吉川英治 「三国志」
...曹仁の蒙(もう)をひらくに充分であった...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索