...曹仁にそう疑われてみると...
吉川英治 「三国志」
...曹仁自身、二万五千余騎をひきいて、寄するとあれば、必定、樊城はがら空きでしょう...
吉川英治 「三国志」
...――これはうかつにかかるべきでないと考えたので、許は、味方の者に、「決して手出しするな」と、かたく戒め、ひとり駒を引返して、曹仁に告げ、指令を仰いだ...
吉川英治 「三国志」
...曹仁、曹洪らは、辛くも火中を脱したが、道に待っていた趙雲にはばまれて、さんざんに打ちのめされ、あわてて後へ戻ると、劉封(りゅうほう)、糜芳(びほう)が一軍をひきいて、前を立ちふさいだ...
吉川英治 「三国志」
...李典、曹仁、夏侯惇(かこうじゅん)など、ことごとく軍勢の中にもまれて、その中に雄姿を見せていた...
吉川英治 「三国志」
...かくて、曹仁は、呉軍の真只中へ馳け入って、まず徐盛の一角を蹴破り、牛金と合流して、首尾よく彼を救い出した...
吉川英治 「三国志」
...曹仁が馬を駈け出し...
吉川英治 「三国志」
...曹仁自身も先に立ち...
吉川英治 「三国志」
...残る呉軍を殲滅し得ることは疑いもありませぬ」曹仁...
吉川英治 「三国志」
...空陣の袋に入っていた曹仁以下の兵は...
吉川英治 「三国志」
...彼が馬をすすめると、右翼の夏侯淵(かこうえん)、左翼の曹仁は、共に早鉦(はやがね)を打ち鼓を鳴らして、その威風にさらに気勢を加えた...
吉川英治 「三国志」
...曹仁は魏公の一門に連なる身なので...
吉川英治 「三国志」
...いま曹操の弟曹仁は...
吉川英治 「三国志」
...曹仁は辛(から)くも生きて帰ったが...
吉川英治 「三国志」
...首将の曹仁をかこんで...
吉川英治 「三国志」
...曹仁もその気になって...
吉川英治 「三国志」
...彼はまた曹仁のために...
吉川英治 「三国志」
...前隊の危急を聞いて、中軍の曹仁は、即座に、大軍をひきいて進んできたが、何ぞはからん振り返ると、羨渓(せんけい)の谷間から雲のごとく湧き出した呉軍が、退路を切って、うしろからとうとうと金鼓を打ち鳴らしてくる...
吉川英治 「三国志」
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