...いもがおで左利きの...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...左利きは全く子供にも叶(かな)わない...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...今度ばかりは童伊の左利きを見落すわけにはゆかなかった...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...左利きの書生は、先刻テニスをやって居た小村という方で、死んだ大川は、平常(ふだん)小村の左利きを冷(ひや)かして居ました」「可怪(おか)しいぞ」「足の勇」は、眼を半眼に何処(どこ)ともなく、凝(じ)っと見詰め乍ら、斯うつぶやきます...
野村胡堂 「死の予告」
...自分の左利きを隠そうとしたというのはおかしいな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...箸を持つには困るとか言っていましたから」「与市は左利きでしたか」「そんなことはありませんよ」金蔵の記憶はたしかでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「聞き込んだことは?」「五兵衛は左利きでもなんでもないのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...左利きの力の強い男を搜すがいゝ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左利きの上に三人力だぞ」長崎屋にゴロゴロしてゐる浪人者が二人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「左利きで、力の強い奉公人に違ひありません、――あツ、あの野郎だツ」寄つて來た人垣を拔けてコソコソと逃げる若い男、平次はそれを見とがめて後から追ひすがりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前は左利きかい」平次の最初の問は唐突(とうとつ)でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この男はひどい左利きでなきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下手人は左利きの證據だ――この家の左利きは甲子松だとすると」平次は次の活動の氣持になつた樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一人の左利きの證據だ」「それは?」「まア...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...左利きの人がピストル自殺をする時に何故左手を用いなかったか...
浜尾四郎 「正義」
...これは左利きの手練のさむらいの仕業だと見こみをつけていた...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...生れ付き左利きで御座いましたが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...発狂前と正反対の左利きになっておりまして...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??