...――あなたがたの崇(あが)めるのは皆木や石の偶像(ぐうぞう)です...
芥川龍之介 「おしの」
...然るに今乃木大將は吾人の爲に理想主義の崇高なるものを示された...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...あるいは女学校にいた時に葉子を崇拝してその風俗をすらまねた連中の一人であるかとも思われた...
有島武郎 「或る女」
...茶の崇拝は疑いもなく確立しているということがわかる...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...つまり書籍の偶像崇拝家で...
辰野隆 「愛書癖」
...ほんとうを云えばお前を崇拝しているのだよ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...彼を崇拝するものは曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...崇拝に近い感情を寄せていた母親なのだ...
豊島与志雄 「椎の木」
...その崇拝より憐憫(れんびん)に至るまで彼女のすべてを所有する...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...時の地蔵菩薩の化身(けしん)と称していたこの法印が上人を智恵深遠と崇めていたのはよく法然を知る者と云うべく...
中里介山 「法然行伝」
...偶像崇拝の行為に加えてモーセ五書の“エロヒスト”に医学民話の残りが区別される...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...御三家(ごさんけ)の事だから譜代(ふだい)大名の家来は大変に崇(あが)めて...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ホフマンスタアルが過去の大詩人の崇高な作品を自分の裡に見事に生かし得てゐたばかりでなく...
堀辰雄 「春日遲々」
...主(おも)に五百を尊崇(そんそう)する念から出たのである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...個性への讃美は英雄崇拝時代の遺物と云えないであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...滔々たる西洋崇拝熱と共に鵜呑(うの)みにされて来た...
夢野久作 「近世快人伝」
...あらためて法名“崇鑑(そうかん)”と称(とな)える...
吉川英治 「私本太平記」
...(中略)トニモ角ニモ、我々ヲ崇敬シテ、影後(カゲウシロ)ニテモ、アダニ思フベカラズ候...
吉川英治 「新書太閤記」
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