...このひいさまの知りたいことは山ほどあっても...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...山ほどの仕事があつた...
太宰治 「先生三人」
...あんな商売をしている女に山ほど銭を入れ揚げたって...
近松秋江 「狂乱」
...小山ほどもある根なし岩との間に...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...山ほど土産をそれぞれにくれました...
長谷川時雨 「大丸呉服店」
...人が山ほどゐるンだもの...
林芙美子 「暗い花」
...借金が山ほどあるんだから...
林芙美子 「新版 放浪記」
...たとえ山ほど積んである物でも...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ウージェーヌが山ほど質問したのに返事をしようとしなかった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...山ほど金を積んでおいてやれば...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...こうも山ほど食えるかと涙のでるほどよろこんでいると...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...ブロク猴の大きさ山ほどなるがこれを守り...
南方熊楠 「十二支考」
...この玉が山ほどある石に打(う)たれたり...
宮沢賢治 「貝の火」
...書きつけて置きたいことは山ほどあり...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...心を打つものが山ほどもあるのですから...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...それに為(し)たい仕事が山ほど目前にあるので...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...今矢代の仰いでいる寸前の山ほど彼を驚かしたものはまたとなかった...
横光利一 「旅愁」
...やりたい大仕事が山ほども出て来るんでさ...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??