...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...少許(すこしばかり)の田と家屋敷が殘つて居た丈けであつた...
石川啄木 「雲は天才である」
...少許(すこしばかり)開いた唇からは...
石川啄木 「散文詩」
...生き甲斐のない顔色(かほ)が少許色ばんで...
石川啄木 「赤痢」
...身体さへ少許(すこし)捩向けて...
石川啄木 「葬列」
...少許(すこし)調査物(しらべもの)があるからと云つて話好の伯母さんを避け...
石川啄木 「葬列」
...身體さへ少許(すこし)捩向(ねぢむ)けて...
石川啄木 「葬列」
...』と信吾は少許(すこし)困つて...
石川啄木 「鳥影」
...『モ少許(すこし)真摯(まじめ)に考へて見ませう……若し那(あ)の際...
石川啄木 「鳥影」
...たゞ少許(すこし)……』俄かに見物が笑ひどよめく...
石川啄木 「鳥影」
...辛(やつ)と少許(すこし)入口の扉(と)を開けては...
石川啄木 「天鵞絨」
...も少許(すこし)で盆が来るといふ暑気(あつさ)盛りの...
石川啄木 「天鵞絨」
...も少許(すこし)待つてから持出さうと...
石川啄木 「天鵞絨」
...兎も角も少許(すこし)待つてみる事にして...
石川啄木 「天鵞絨」
...兩伯に關する少許の智識を語らむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...我らは働きて少許の賃銀を得...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...彼等が少許(すこしばかり)も動かされた樣子が無いのを見た時...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...僅に項(うなじ)の皮少許(せうきよ)にて首と胴と連りゐたる故...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...お久美さんが少許の間を置いて静かに話し出したまで...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
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