...附紐(つけひも)は面継(めんつぎ)の模様であったのを覚えています位...
淡島寒月 「諸国の玩具」
...従来の面子(めんつ)を捨て...
海野十三 「奇賊悲願」
...お考えもありまた面子(めんつ)もあるのでしょう」「あんたは...
海野十三 「心臓盗難」
...弁当(べんたう)の面桶(めんつう)に入れて持かへりしを人ありて皮(かは)を金一両胆(きも)を九両に買(かひ)けり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...五分苅頭(ごぶがりあたま)の面桶顔(めんつうがお)...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それこそ勇気ある者の面子(めんつう)の問題だ...
豊島与志雄 「画舫」
...知っても咎(とが)めんつもりであったのか分らない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...重要案件ですぐに来てほしいそうだ」第二十八章面子(めんつ)時が経つにつれ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...一族の面子(めんつ)で殺されたも同然だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...六尺太さ面桶(めんつう)ほどで...
南方熊楠 「十二支考」
...六尺で面桶(めんつう)ほど太く...
南方熊楠 「十二支考」
...めんつの中へ投げ込んで...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...面桶(めんつう)に入れた(かたかゆ)と...
森鴎外 「山椒大夫」
...普通の「めんつ」などより一段と立派な品であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...めんつうその他すべての楕円形のものを...
柳田國男 「食料名彙」
...『ホラ……余り物(もん)ば遣るぞ』と云うて蒲鉾小舎の入口に乾(ほ)いて在る面桶(めんつう)に半分ばかり入れてやりましたので...
夢野久作 「近世快人伝」
...金剛寺前の仮面作(めんつく)り師...
吉川英治 「私本太平記」
...青黄の木綿筒袖(もめんつつそで)で...
吉川英治 「新書太閤記」
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