...従来の面子(めんつ)を捨て...
海野十三 「奇賊悲願」
...お考えもありまた面子(めんつ)もあるのでしょう」「あんたは...
海野十三 「心臓盗難」
...軍国の少年には面子(めんつ)があった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...それこそ勇気ある者の面子(めんつう)の問題だ...
豊島与志雄 「画舫」
...一かたけに約五合炊ぐらいははいる古風な面桶(めんつう)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...奴らの面子(めんつ)は...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...一族の面子(めんつ)で殺されたも同然だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...六尺で面桶(めんつう)ほど太く...
南方熊楠 「十二支考」
...めんつの中へ投げ込んで...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...普通の「めんつ」などより一段と立派な品であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...作るのは「めんつ」即ち弁当箱が...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...「竹面桶(たけめんつう)」の如きは全く他にない品と覚えます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...面桶(めんつう)は字の宋音だといいますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...めんつうその他すべての楕円形のものを...
柳田國男 「食料名彙」
...『ホラ……余り物(もん)ば遣るぞ』と云うて蒲鉾小舎の入口に乾(ほ)いて在る面桶(めんつう)に半分ばかり入れてやりましたので...
夢野久作 「近世快人伝」
...呉れてやった味噌チリの面桶(めんつう)を筵(むしろ)の蔭から取出しました...
夢野久作 「近世快人伝」
...金剛寺前の仮面作(めんつく)り師...
吉川英治 「私本太平記」
...めんつうの残飯(ざんぱん)を食べていた一人の女乞食は...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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