例文・使い方一覧でみる「小火」の意味

...煮物を作るときは、とりあえず小火で加熱してから中火に上げていく...

...この調味料は火を通しすぎると味が変わるので、小火で加えるのがコツ...

...鍋が軽い場合は、小火で煮込むとこぼれにくくなる... 鍋が軽い場合は、小火で煮込むとこぼれにくくなるの読み方

...小火でじっくり煮込んだシチューは、断然おいしい... 小火でじっくり煮込んだシチューは、断然おいしいの読み方

...フライパンに少量の油を入れ、小火でじっくり炒めれば、パプリカの甘みが引き出される...

...小火（ぼや）の中（うち）に消止（けしと）める餘裕（よゆう）もあるけれども... 小火の中に消止める餘裕もあるけれどもの読み方
今村明恒「地震の話」

...小火（ぼや）の中（うち）にこれを押（おさ）へ付（つ）けることが出來（でき）ずして大事（だいじ）に至（いた）らしめることが多（おほ）い... 小火の中にこれを押へ付けることが出來ずして大事に至らしめることが多いの読み方
今村明恒「地震の話」

...そして去年の春さきに小火（ぼや）が一度... そして去年の春さきに小火が一度の読み方
田畑修一郎「医師高間房一氏」

...私（あっし）の留守のまに小火（ぼや）でも出たんですか」「何（なあ）に... 私の留守のまに小火でも出たんですか」「何にの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...「小火（ぼや）だ！」という声が何処からかした... 「小火だ！」という声が何処からかしたの読み方
豊島与志雄「群集」

...この時四散した小火花がさらに第二段... この時四散した小火花がさらに第二段の読み方
中谷宇吉郎「線香花火」

...最初は小火（ぼや）や首縊（くびくく）りを嗅ぎ廻ったり... 最初は小火や首縊りを嗅ぎ廻ったりの読み方
野村胡堂「奇談クラブ〔戦後版〕」

...「濱町の大黒屋の小火（ぼや）でも... 「濱町の大黒屋の小火でもの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...大黒屋の小火（ぼや）はそれだよ... 大黒屋の小火はそれだよの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...一人（ひとり）で小火（ぼや）を消しでもしてるようにあせって... 一人で小火を消しでもしてるようにあせっての読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...金座の川むこうの松平越前の厩（うまや）で小火（ぼや）があったことを知っていたか」ひょろ松は首をふって... 金座の川むこうの松平越前の厩で小火があったことを知っていたか」ひょろ松は首をふっての読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...……この厩に小火が起きたのは... ……この厩に小火が起きたのはの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...……行灯凧のためにここに小火があったということは... ……行灯凧のためにここに小火があったということはの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...私は炭団（たどん）の活けてある小火鉢を挟（はさ）んで... 私は炭団の活けてある小火鉢を挟んでの読み方
森鴎外「二人の友」

...炭団（たどん）を埋めた小火鉢の蔭に... 炭団を埋めた小火鉢の蔭にの読み方
夢野久作「骸骨の黒穂」

...そこの小火鉢にゆったりとしている人間の風体（ふうてい）... そこの小火鉢にゆったりとしている人間の風体の読み方
吉川英治「江戸三国志」

...近所から小火が出ても大變といひ... 近所から小火が出ても大變といひの読み方
吉川英治「折々の記」

...あっちこっちの小火（ぼや）をけすそうどうにまぎれて... あっちこっちの小火をけすそうどうにまぎれての読み方
吉川英治「神州天馬侠」

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