...その八は安政四年に次男小太郎が産れてゐること...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その小太郎の眼へ...
直木三十五 「南国太平記」
...次の間で、小太郎が、玄関の供へ「お立ち」と、叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...「小太郎、表を閉めて、あらましの品を、庭から、益満のところへ運んでおけ」八郎太は、こういって、小走りに部屋へはいると、小者に、鎧櫃(よろいびつ)の一つを背負わせ、自分もその一つを背にして、垣根から、益満の廊下へ運んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎の男っ振りに惚れやがって――」「小娘じゃあないよ」「何を...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬は、小太郎のことを、八郎太のことを、綱手は、益満のことを、それから、二人で暮している空想を――益満は、敵党に根本的打撃を与える方法を――お互に、それぞれ考えながら、廊下を、轟かせて蒲団を運んで来る女中達の足音を、黙然と聞いていた...
直木三十五 「南国太平記」
...「小太」小太郎が...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎の許へつれて参るのじゃ...
直木三十五 「南国太平記」
...裾を乱して「来て下さいっ」小太郎は...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎が「両人共...
直木三十五 「南国太平記」
...七瀬も、わしが、殺したぞ」「月丸」と、小太郎が、叫んだ...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎は、義観の言葉を考えていて、答えなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...深雪は(姉のことであろう)と、思ったし、庄吉は(月丸のことではないか――いいや、小太郎?――いいや、小太郎は、坂本から、登ったのだから――)と、思うと「婆さん」と、声をかけた...
直木三十五 「南国太平記」
...小太郎の二人の子を連れて安井家に帰った...
森鴎外 「安井夫人」
...自然城(しぜんじょう)・小太郎山(こたろうざん)一武州(ぶしゅう)高尾(たかお)の峰(みね)から...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その甲府と小太郎山(こたろうざん)の中間(ちゅうかん)あたり...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小太郎山(こたろうざん)をすてたのである...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小太郎山(こたろうざん)から手当(てあて)されて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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