...樹明は泥酔して行方不明になつてしまつた、私は酔へないで戻つて寝た、ふと眼がさめて、そこに酔樹明を見出した、彼がこゝへ倒れ込んだのは、まづ/\感心、すぐ寝せる、大蛇のやうな鼾声をあげて眠つた、私もいつしか睡つた...
種田山頭火 「其中日記」
...「子供を寝せるのなら...
牧野信一 「二日間のこと」
...ソファに寝せる……)こういうタチの人は...
三好十郎 「冒した者」
...ナットノオトコ越後の各郡では歳の暮に納豆を寝せるのに...
柳田國男 「食料名彙」
...お前たちまちどこへ寝せるつもりや...
横光利一 「南北」
...お前どこで寝せるぞ...
横光利一 「南北」
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