...自分を愛する幽霊が夜ごと寝ずの番をしてくれる部屋に住むということだった...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...寝ずの番の店員たちが...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...ひとりぐらいは寝ずの番がいるにちがいない...
江戸川乱歩 「大金塊」
...寝ずの番をして見せる人がありましたら...
鈴木三重吉 「ぶくぶく長々火の目小僧」
...私は冬の寝ずの番...
高村光太郎 「智恵子抄」
...寝ずの番をしていた年寄りのお巡(まわ)りが...
太宰治 「人間失格」
...寝ずの番の交替でひと晩中庭に張り番をして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...しかし寝ずの番で見出したのは...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...寝ずの番が二人ゐた...
徳田秋聲 「草いきれ」
...銭形の平次が寝ずの番で見張っていて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寝ずの番を付けるようにして守護したのですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若党などが交代で寝ずの番をしておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寝ずの番をつけるんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私の可愛い恋人!貴方のそばで私は寝ずの番をします![83]「私は彼が病気じゃないかと心配なんです」ヴィクトリーヌが言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...寝ずの番も頬杖(ほおづえ)をついていねむっている...
吉川英治 「神州天馬侠」
...寝ずの番に就いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...そこに寝そべっている寝ずの番の男を揺り起して訊ねると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...無論、郁次郎は食い物も寝るのもそのまま、閾際(しきいぎわ)には、寝ずの番が三名、夜どおし眼を光らしている...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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