...彼との議論は駁論に終わった...
...駁論を展開する前に相手の立場をよく理解する必要がある...
...あの人は駁論に強く、なかなか譲らないタイプだ...
...駁論を交わす中で、自分の考えがより深まった...
...彼女は駁論を挑むと急に態度を硬化させる...
...屡々駁論に於て例証せらるる如く自由結婚に於ても恋愛の死するといふ事は事実である...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...これ真理にあらずの駁論を招き...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...駁論全體の項目を先づ數へあげて見た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...高木氏の最後の駁論(ばくろん)が済むと...
薄田泣菫 「茶話」
...この駁論に對して私はここで...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...第一の駁論は、自己に向けられた人間の精神は、自己を思惟するものであるとしか知覺しないといふことから、その本性すなはち本質はただ、思惟するものであることに、このただといふ語が恐らくはまた靈魂の本性に屬すると言はれ得るであらう餘のすべてを排除する意味において、存するといふことは歸結しない、といふのである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この駁論に對して私は答へる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...他の駁論が容易に何人の心にも浮ばないであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...右のすべての駁論及びこれに對する辯明を通讀する勞力をとられない以前に...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...後に駁論に對する答辯の中でまつたく除き去られるであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...何か緊要なあるいは答弁に値する駁論は容易になし得ないであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...他の駁論が容易に何人の心にも浮ばないであろう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...右のすべての駁論及びこれに対する弁明を通読する労力をとられない以前に...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そこでこれに対する駁論としては...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...駁論だな、とすぐ思つた...
吉川英治 「折々の記」
...ムキになつて駁論したものだ...
吉川英治 「折々の記」
...真の安心へ導くものだと常々仰っしゃっている」六明慧(みょうえ)上人の駁論(ばくろん)を読んだ者は...
吉川英治 「親鸞」
...その罪を決める仁寿殿の議定(ぎじょう)でそれが公明の政事(まつりごと)でないことを駁論(ばくろん)した...
吉川英治 「親鸞」
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