例文・使い方一覧でみる「家並み」の意味
スポンサーリンク...町形をした家並みを出ると... 
伊藤左千夫 「紅黄録」
...町の家並みのうしろに...
江戸川乱歩 「影男」
...清三の姿はなおしばらくその裏町の古い家並みの間に見えていたが...
田山花袋 「田舎教師」
...やがて家並みのごちゃごちゃした狭い通りへ入った...
徳田秋声 「足迹」
...芸術家並みに頭の古いといわれるのを嫌がって...
中里介山 「大菩薩峠」
...人家並みには何の異状もないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一度去年見た村の古い家並みが見てきたいと仰しゃられるので...
堀辰雄 「菜穂子」
...家並みは皆で三十軒足らずで...
堀辰雄 「楡の家」
...もう一度去年見た村の古い家並みが見てきたいと仰（おっ）しゃられるので...
堀辰雄 「楡の家」
...左右の家並みや飾り窓などを眺めながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...ここの家並みは昔の宿場の面影をとどめた家造りがちらばっている...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...古風な家並みの中に五月鯉が一尾腹をふくらましていた...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...ふた側の新しい家並みも寝しずまっていて...
室生犀星 「香爐を盗む」
...両側の家並みはまばらになり...
山川方夫 「その一年」
...小さな町の家並みはすぐに尽きて...
山川方夫 「夏の葬列」
...町の家並みが平らに密集してい...
山本周五郎 「青べか物語」
...家並みを見れば、それがさもさも安穏な生活をたのしんでいるようにみえて憎悪し、往来する人の中に満ちたりたような、幸福そうな男女を見れば、心の中で嘲笑し呪詛（じゅそ）をあびせかけた...
山本周五郎 「さぶ」
...彼はお杉のいる街の道路がだんだん家並みの壁にせばめられていくに従って...
横光利一 「上海」
便利！手書き漢字入力検索