...それはロケット「赤鬼号」が故障を起して宇宙に宙ぶらりんになってしまったことであった...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...宙ぶらりんになってしまったのはなぜだか判らないのであった...
海野十三 「ある宇宙塵の秘密」
...なるほど奇怪にも二発の弾丸がまさしく宙ぶらりんになっています...
海野十三 「怪塔王」
...映写幕にうつる宙ぶらりんの青江機を...
海野十三 「怪塔王」
...身は宙ぶらりんに垂下(たれさが)っていました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...それとも空間に宙ぶらりんになっているのか...
海野十三 「深夜の市長」
...すると宙ぶらりんになっていた死体は...
海野十三 「超人間X号」
...hangen bleiben と schweben bleiben は略同意(宙ぶらりんの状態を言ふ)...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...借金とは宙ぶらりんな僕の肉體だ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...借金とは宙ぶらりんな僕の肉体だ...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...私を宙ぶらりんのまま放っとかんでください...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」
...一本の綱で宙ぶらりんになっているその女なのだった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...こんなところで宙ぶらりんになっているのはかったるくてしょうがないから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...宙ぶらりんになったまま...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...社会の奴等はみな宙ぶらりんでゐる...
北條民雄 「道化芝居」
...こんな宙ぶらりんの状態では自宅のあるグラントリーへ帰らないだろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...(b)むしろ宙ぶらりんでいる方が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...宙ぶらりんになってしまうことはないですかね...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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