...彼は守銭奴のように出費を極力減らしている...
...金銭に対して執着心が強い人は守銭奴と呼ばれることもある...
...家計の管理が上手な人は、守銭奴とは違ってゆとりを持って暮らせる...
...彼女は守銭奴で、買い物でも必ず値段を確認する...
...守銭奴的な生活をしているため、趣味を持つことができないという人も多い...
...屋根裏の守銭奴(しゅせんど)...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...守銭奴(しゅせんど)の心理は...
江戸川乱歩 「心理試験」
...老人の守銭奴が莫大な金貨を死蔵していたが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...孤独な守銭奴(しゅせんど)だったから...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...股野のような守銭奴でないふたりには...
江戸川乱歩 「月と手袋」
...あの若さで守銭奴とは...
太宰治 「古典風」
...むしろ御性格中に、守銭奴的な、黄金狂(マニヤ)的なものがあるのではなかろうか? と、取り沙汰(ざた)されている...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...金に捉へられゝば守銭奴になつて其自由を失ふ...
田山録弥 「生滅の心理」
...――好色漢と、守銭奴と、宗教的奇人(ユロージウイ)か! 今イワン君は無神論者のくせに、何か恐ろしくばかげた、わけのわからない目算のために、神学的な論文を冗談半分に雑誌に載せている...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...清岡は駒田の事を爪(つめ)に火をともす流儀の古風な守銭奴(しゅせんど)だと思っている...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...知的財の守銭奴である...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...血の赤かった青春のころから知的守銭奴を志望して勉強を始めたのではあるまい...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...金銭にかけては守銭奴(しゆせんど)に近い方で...
林芙美子 「浮雲」
...いわゆる守銭奴として世に齢(よわい)せられざることならん...
福沢諭吉 「慶応義塾学生諸氏に告ぐ」
...今は守銭奴計りだ」と吐き出すやうに現代人に対して辛辣な罵言をあびせかけた...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...守銭奴には妄想がよく効くなあ」了...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...芝居に為組(しく)まれたりしている守銭奴は...
森鴎外 「雁」
...わたしはちょうど守銭奴がそのお宝をたのしむように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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