...ここにヨブの特殊の苦悩が存するのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...あるひは優越的に存する...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ただこの二つの方法を理想的に代表しつつ現存する二つの科学が所謂自然科学と歴史科学であるのである...
戸坂潤 「科学方法論」
...だから論理の本質は専ら媒介に存するということになるわけだ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...科学的カテゴリー体系と独立した何等かの文学的カテゴリーの体系の如きが厳存するという想定から出発する一切の思想のことだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...自由な朗らかな知力が――「際限なく擾乱(じょうらん)する心に残存する中心の平穏」が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...然れども日本の気候と天象(てんしょう)と草木(そうもく)とは黒潮(こくちょう)の流れにひたされたる火山質の島嶼(とうしょ)の存するかぎり...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...しかるに理想はこれとは別方面のところに存するものである...
新渡戸稲造 「自警録」
...日本に現存する政体を使用するにある...
蜷川新 「天皇」
...詩人が調和しないことに存するのだから...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...明に其間に矛盾の存することを見るべく...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...二五二のうち二〇〇が結婚まで生存するというほどに健康的な国というものは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして結婚まで生存する比率は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかしこの比率を認めれば――これは今の場合にはおそらく真実であるかもしれぬが――一結婚ごとに正確にちょうど二人の子供が新婚まで生存するということになり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...なぜなら ad hominem の論証が存するように ex homine の論証が存するからである」...
三木清 「解釈学と修辞学」
...かくのごとき例は他国にもなお存するかも知れぬ...
柳田國男 「地名の研究」
...伊豆韮山の反射炉を保存する陸軍省が...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それは全然その量が過剰であるということに依存するのである(註)...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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