...五三 自彊不レ息時候、心地光光明明、有二何妄念游思一、有二何嬰累想一...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...嬰兒を抱かされても力餅が慾しいのだし...
泉鏡花 「遺稿」
...嬰児(あかんぼ)の守(もり)でもするか...
薄田泣菫 「茶話」
...嬰寧は樹にかきつくようにして笑って歩くこともできなかったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...そのかわり老婆はくどくどと嬰寧の長く帰らなかった理由を訊いた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...暗い中に嬰児(あかご)の泣き声がして女はお産をしたのであった...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
...拝殿の方から嬰児(あかんぼ)を負った漁夫(りょうし)のお媽(かみ)さんらしい女が出て来るところであった...
田中貢太郎 「春心」
...お寺の坊主の力がたらんからじゃ」「力のある坊主を伴(つ)れて来にゃあいかん」「ありゃあ見せしめじゃ」村は暫く寺の嬰児(あかんぼ)の死んだ噂で持ちきっていたが...
田中貢太郎 「鷲」
...「汝は我輩がまだ物心のつかぬ嬰児であった時...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...卵塔場(らんたうば)に嬰子(やや)の襁褓(むつき)ほしたるなど...
樋口一葉 「たけくらべ」
...妾は嬰児(えいじ)を哺育(ほいく)するの外(ほか)...
福田英子 「妾の半生涯」
...近所の嬰児の腕から膿を取つて...
正宗白鳥 「幼少の思ひ出」
...初目見(はつめみ)えに来た嬰児を夫婦の寝床に臥せしむれば必ず子を産むと信ずる者あれば...
南方熊楠 「十二支考」
...あの無心な嬰児の心に...
柳宗悦 「雑器の美」
...あの無心な嬰児(みどりご)の心に...
柳宗悦 「民藝四十年」
...ちょうど泣き出した嬰児(あかんぼ)の両足を掴むと...
夢野久作 「白菊」
...いや退嬰(たいえい)的ですらある身の処し方は...
吉川英治 「私本太平記」
...乳ぶさを頬ばっていた嬰児(あかご)がむずかると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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