...中に緑色の嫩枝(わかえ)がすこしと...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...午(ひる)近くから嫩葉曇(わかばぐもり)に曇っている空を背景にして...
田中貢太郎 「春心」
...この時は一番目が嫩軍記(ふたばぐんき)...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...支那には果実の珍しきもの多けれど菜蔬に至つては白菜(はくさい)菱角(りょうかく)藕子(ぐうし)嫩筍(どんじゅん)等の外(ほか)われまた多くその他を知らず...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...ういういしい嫩(わか)葉もろとも...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...因みに英譯は Green Shoots(嫩芽)となつてゐる...
堀辰雄 「(ポオル・モオランの「タンドル・ストック」)」
...山城の鞍馬山の名物なる木の芽漬はこの嫩葉を忍冬(すいかずら)の葉とまぜて漬けたものである...
牧野富太郎 「アケビ」
...そしてその極く嫩い葉はサラドとして美味である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...またヨモギは誰もが知っている通り春の嫩葉(わかば)を採って餅へ搗きこみ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その各室内には嫩い卵子(オヴュール)(これを胚珠というのは誤りで nucellus こそ胚珠である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
......
宮沢賢治 「疾中」
...まぶしい光のなかに戰いでゐる何かの嫩葉立ちの青い色をながめてゐた...
室生犀星 「星より來れる者」
...また「嫩芽」などと書く人さえあるが...
柳田国男 「海上の道」
...嫩(わか)い葉を食料にする場合ばかり...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...嫩葉の重なり茂ったその裏から...
横光利一 「旅愁」
...私達は内蒙の大河である嫩江に来たことを喜んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...将軍劉得權君夫妻泛船嫩江...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...春は来ぬけむる嫩草(わかくさ)に々(じょうじょう)たり双燕は飛ぶながむれば都の水遠く一すじ青し碧雲(へきうん)深きところこれみなわが旧宮殿堤上(ていじょう)...
吉川英治 「三国志」
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