...如何様(いかさま)眼は少しドンヨリと曇つて...
石川啄木 「菊池君」
...右之仕置大方に候而御国元より国之下知未断之故国俗壊行候儀役人之曲事と被仰付候はゞ我々可及迷惑候間前以申出候若恨に可被存人は羽地合手に可成候少も一身惜不申候国中の恥辱には替間敷候如何様返答可承候と書いてあります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...これを如何様(いかよう)にして実現すべきか...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...国家がそのために如何様(いかよう)な運命に陥ろうとも関知せぬのだ...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...然らば我々は如何様にそれを取扱うべきであろうか...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...実際彼等は如何様(どんな)に威張(いば)っても...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...如何様(どん)な印象(いんしょう)を与うるであろうか...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...近代の資本主義が如何様に構成されているかを説明せんがためであり...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...如何様(いかよう)の手並(てなみ)を彼が現わすかということが玄人(くろうと)仲間の研究物(けんきゅうもの)であったということと...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何様(いかよう)の人にござりしや...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一千〇八年前は如何様(いかよう)の時代でござったか...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何様(いかよう)にも御所置も之(これ)有べき事如何(いかが)御座候や...
服部之総 「志士と経済」
...如何様(いかよう)にもしてこの鎖国の日本を開(ひらい)て西洋流の文明に導き...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...同志は如何様(いかよう)の余裕ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
...如何様(どんな)に口惜(くや)しかったでしょう...
二葉亭四迷 「平凡」
...どう思う」レックミア侍従が如何様(いかよう)にでも対処致しますと答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...それならば文字は如何様に変へてもよろし...
正岡子規 「人々に答ふ」
...如何様に展開して行くものであろうか...
柳田國男 「どら猫観察記」
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