...如何様(いかさま)川には相違ないが...
石川啄木 「雪中行」
...頻(しき)りに「大和の御手内に成候而以後四五十年以来如何様御座候而国中致衰微候哉」と嘆じ...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...果(はた)してこれを如何様(いかよう)に所置(しょち)したろう...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...万一改俊(かいしゅん)不致候わば如何様(いかよう)にも成敗可仕(つかまつるべく)...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...理窟をいはば如何様(いかよう)にもいはるるものにして...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...東京は如何様(どんな)に困るだろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...長ずるに及んで如何様になるであろうか...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...如何様に建てられているのであろうか...
豊島与志雄 「中支生活者」
...口実は如何様にもついた...
豊島与志雄 「反抗」
...如何様(いかよう)の手並(てなみ)を彼が現わすかということが玄人(くろうと)仲間の研究物(けんきゅうもの)であったということと...
中里介山 「大菩薩峠」
...如何様(いかよう)にも御所置も之(これ)有べき事如何(いかが)御座候や...
服部之総 「志士と経済」
...もう如何様(どんな)に藻掻(もがい)たとて駄目だと思う...
二葉亭四迷 「平凡」
...如何様(いかよう)の曲事(くせごと)にも可レ被二仰付一云々...
穂積陳重 「法窓夜話」
...どう思う」レックミア侍従が如何様(いかよう)にでも対処致しますと答えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...さて和歌は如何様(いかよう)に改良すべきかと尋ね候へば...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...それならば文字は如何様に変へてもよろし...
正岡子規 「人々に答ふ」
...「入らっしゃい」とも「如何様」とも何とも云わないから...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...如何様で……」とニヤリと笑う...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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