...彼とは長年の好敵手であり、競争相手でもある...
...彼女とは学生時代からの好敵手だったが、今では親友となった...
...彼は自分自身が最も苦手とするトピックのプレゼンテーションで、好敵手に打ち勝った...
...彼女たちはテニスのダブルスで常に好敵手同士だが、試合後はいつも笑顔で話している...
...彼とのディベートは激しく、互いに反論を展開しながら、自分の主張を通そうとする好敵手として知られている...
...好敵手だった...
太宰治 「新ハムレット」
...ジェームズが好敵手として選ぶ者はヘーゲルの哲学...
戸坂潤 「辞典」
...御願は同情の好敵手である...
夏目漱石 「野分」
...それを資本・構成をほぼ等しくする好敵手...
久生十蘭 「魔都」
...好敵手の最期を悼(いた)むのであった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...その好敵手(こうてきしゅ)と思う者が首(しゅ)として自(みず)から門閥の陋習(ろうしゅう)を脱したるが故に...
福沢諭吉 「旧藩情」
...好敵手だつた常磐津の式多津も亦...
正岡容 「寄席風流」
...互いに好敵手と認める若いどうしであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ここで互いに好敵手を発見し合って...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...私にとっては唯一の好敵手を死なしたようなものです...
夢野久作 「二重心臓」
...半生の好敵手、また師弟關係もあるとかいふ相手が、世を去れりと聞いたら、さだめし、氣落ちしよう...
吉川英治 「折々の記」
...「好敵手...
吉川英治 「三国志」
...多年の好敵手を失った玄徳の胸中には...
吉川英治 「三国志」
...中原(ちゅうげん)の鹿を追う好敵手! としているのではあるまいか...
吉川英治 「私本太平記」
...好敵手」やや道誉が分りかけてきた気がしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...浅井家が誇りとする磯野丹波守という好敵手のあることは...
吉川英治 「新書太閤記」
...多年の好敵手を考えれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...鷓鴣以外に好敵手を見出(みいだ)さない...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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