...この家族の奥座敷は広くて居心地がいい...
...会社の奥座敷に移動するためには、先に上司から許可をもらう必要がある...
...近所の雑貨屋さんの奥座敷には可愛い小物がたくさんある...
...大学の奥座敷にある図書館は、静かで勉強しやすい...
...山奥の小さな温泉旅館は、自然に囲まれた奥座敷で、ゆっくりとした時間を過ごせる...
...奥座敷の方に灯は見えるが...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「深夜の客」
...間数(まかず)四つ五つも越えた奥座敷である...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...奥座敷(おくざしき)に入ると...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...越後屋の奥座敷へ訪ねてみますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...大将奥座敷に陣取って威張っている...
夏目漱石 「正岡子規」
...じゃその奥座敷をちょっと拝見できますかと云うと...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...家人はすでに奥座敷へ這入(はい)ってしまっておった...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...八その晩庄司家の奥座敷に集まったのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...……暗幕を張つた奥座敷に...
原民喜 「壊滅の序曲」
...見世庭(みせにわ)から中戸(なかど)を通って奥座敷へ導かれてゆく...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...松村の奥座敷には...
平出修 「瘢痕」
...(×月×日夜)汁粉店松月の奥座敷に集合し...
牧野信一 「貧しき日録」
...早速行って見ると、奥座敷に、長崎屋の姿はなく、福相な広海屋が幇間(ほうかん)を相手に世間ばなしをしていたらしかったが、かねて打合せてあったものと見えて、雪之丞の姿が現れると、居合せた男女が、席をはずす...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...気がつくめえと思うンだ」(WIPE)S=奥座敷(前のシーンと同じ)石松...
山中貞雄 「森の石松」
...奥座敷へ聞えかねますから……」「イヤ...
夢野久作 「巡査辞職」
...奥座敷のボンボン時計が一時を打った...
夢野久作 「少女地獄」
...御酒肴(ごしゅこう)取りあへず奥座敷に請(しょう)じ参らするうち...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...「ま、まだか、亀次」廊下のつき当りに、奥座敷が見え、そこから、灯影がゆらいでいる...
吉川英治 「大岡越前」
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