...彼女は失意のどん底にあった...
...彼は失意に打ちひしがれた...
...今、失意の中にいて何をするべきか分からない...
...彼女は失意を克服し、復活した...
...失意の時こそ、自分を取り戻すチャンスだと思っている...
...十三 第二期の失意煩悶朝日社内における葛藤不平・国際的危機・『平凡』前後・実際的抱負が...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...それでこの失意憂鬱の小政治家は...
太宰治 「惜別」
...彼れは遽かに失意の地に落ちて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...失意の極、絶望の極、落胆の極、そんなものではなく唯あらゆる意慾の停止、あらゆる思考の停止だった...
豊島与志雄 「春盲」
...失意と絶望のただ中で...
豊島与志雄 「一つの愛情」
...ともすれば失意におちいりがちな彼女を勇氣づけて最初の詩集を發表させた恩人であり...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...私が失意落胆してサンタ・フェの田舎を放浪していますとき...
久生十蘭 「キャラコさん」
...かかる失意の人マルテが昔の人間のした立派な仕事...
堀辰雄 「「マルテの手記」」
...失意の上にのみ釈然として認め得らるゝものであるといふ自信を持つてゐた...
牧野信一 「熱海線私語」
...「得意淡然失意泰然」とかいう辞句は時利あらず...
宮本百合子 「新しい潮」
...「父の一生は失意に終った」と...
山本周五郎 「花も刀も」
...失意後の乱暴オヤジ...
夢野久作 「近世快人伝」
...徳川万太郎は失意の結果...
吉川英治 「江戸三国志」
...ふと失意のあまり疑いを抱いたりして」「戦(いくさ)に勝つことは...
吉川英治 「三国志」
...失意の漂泊(さすらい)をつづけていた一介の浪人は...
吉川英治 「三国志」
...一方は御失意、一方は世上へ間が悪いのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...いまは失意の貧しい生活(たつき)を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの傷々(いたいた)しい失意の眸(ひとみ)が涙でいっぱいになって物も得いわずに打ち伏すかと思うと...
吉川英治 「親鸞」
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