...自由党は出直すべきときであると考えるのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...改めてそこから出直すのでなくては...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...しかしすぐまた此処へ出直すから後をよろしくと帆村にいってアタフタと出掛けていった...
海野十三 「蠅男」
...もういっぺん出直すことだろう...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...出直すのも早いんだ...
太宰治 「パンドラの匣」
...反対と反対が鉢合(はちあわ)せをして、おいしまったと心づいて、また出直すと、同時同刻に向うでも同様に出直してくる...
夏目漱石 「虞美人草」
...「本来の無一物から出直すとは」と自(みずか)ら自らの頭脳を疑うごとく問い返した...
夏目漱石 「虞美人草」
...父と話を付けに出直す方が便宜だと考えた...
夏目漱石 「それから」
...返事が気に入らないと見えて妻君はまた「あなたちょっと」と出直す...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...二度出直す時間もあったはずなのに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...出直すがいい」「よし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今は亡き俳優手配師の備忘録よりサットン・バスコム歌劇団ほどの一流歌劇団が出直すことになった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...「何処へ行つたの?」「余り退屈したから一寸出かけたんだが――財布を忘れたんで取りに来たんだが、また出直すんだ...
牧野信一 「妄想患者」
...又出直す事にしませう...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...あらためて祝賀のお慶びに出直すとして――」と...
吉川英治 「三国志」
...出直すことがよいと考えられるが」「……どうも困ったことではある」沈痛にささやき交わしていた...
吉川英治 「三国志」
...衣服など改めて出直すことにいたせば...
吉川英治 「新書太閤記」
...……そして、気をかえて、出直すのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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