...大薩摩(おおざつま)でもの凄(すご)いのが...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...それから大薩摩が有つて...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...大薩摩が切れて、大ドロ/\を打込んで、いよ/\片岡の亡霊が出ると成つて、翁屋主人が薬品を投込むと、煙の他(ほか)にパツと火を発して、イキナリ新聞紙の小煙突に燃えついた...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...大薩摩(おおざつま)を聞く事を喜ぶのは...
永井荷風 「妾宅」
...二幕目に大薩摩(おおざつま)があって...
長谷川時雨 「古い暦」
...大薩摩紛(おおさつままげ)えのあの調子で...
牧逸馬 「助五郎余罪」
...目無達磨の出で俄に本物の大薩摩がでて来て黒幕外で弾きまくつたら...
正岡容 「浅草燈籠」
...大薩摩眼鏡の欲しい形なり夜刃郎大薩摩の歌ひ手は...
正岡容 「大正東京錦絵」
...怖しくもまた物凄しと大薩摩の文句をそのままのすさまじさを顕現した...
正岡容 「わが寄席青春録」
...とにかくこの座だけの大薩摩あり...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...大薩摩やら大道具やら衣裳やら...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...上手奥で鞍馬山の最初の部分の大薩摩が...
三好十郎 「好日」
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