...日本の装飾芸術に夢中になるのも当然である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...四十になったら仕事にばかり夢中になることも出来よう...
石川欣一 「山を思う」
...かにを食おうの計画で夢中になる...
大杉栄 「獄中記」
...臆した心が消えてゆく夢中になる...
千家元麿 「自分は見た」
...君があんまり夢中になるので...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...夢中になるほど破壊を愛する...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...球や碁やテニスには夢中になることもあるが...
豊島与志雄 「或る素描」
...無我夢中になるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...親父の私をたった一人この世に残して去年の暮に亡くなってしまいました」娘のことというと夢中になるらしい幸右衛門は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...染五郎とお絹のことといふと夢中になる」「そいつは幾つだ」「二十二三でせうね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこで兵三郎のことといふと夢中になる娘のお輝を騙(だま)した...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男が自分に夢中になるのを楽しんだ様子じゃないか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大勢の中に居れば御酒の香(か)に酔ふて夢中になるも知れませぬから...
樋口一葉 「にごりえ」
...又話に夢中になる...
二葉亭四迷 「平凡」
...この姿を見てみんな夢中になるがいい...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...彼の會社の連中などが夢中になる程...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...まして年若な高官たちは妙齢の姫君が新たに加わった六条院の参座には夢中になるほど容姿を気にして来て...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ソーントンが手に触れたり話しかけたりしてくれると嬉しさで夢中になるのではあつたが...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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