...彼の荒野の絵に夢中になる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...こちらも絵の話となると夢中になる方なので...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...大津波が来るとひと息に洗い去られて生命財産ともに泥水(どろみず)の底に埋められるにきまっている場所でも繁華な市街が発達して何十万人の集団が利権の争闘に夢中になる...
寺田寅彦 「災難雑考」
...無我夢中になるのだった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...今ほかの連中はまた一局に夢中になる頃にも...
中里介山 「大菩薩峠」
...現金や貸金の勘定に夢中になる有様...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お浜が夢中になるのも無理はない――と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お濱が夢中になるのも無理はない――と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親父の私をたった一人この世に残して去年の暮に亡くなってしまいました」娘のことというと夢中になるらしい幸右衛門は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...成程八五郎は夢中になるわけだ――その上二度目からは唯と來ちや」平次は面白さうに笑ふのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎が夢中になるように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...宝探しに夢中になるにしても...
野村胡堂 「呪の金剛石」
...信ずるためには夢中になる必要があると思ふ...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...彼の會社の連中などが夢中になる程...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...これに夢中になると往々自分の体やその自由までも賭ける...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あべこべに夢中になるのがある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...はなし好きで、文学のことになると、すぐ熱しるが、より以上、夢中になるのは、時憤(じふん)であった...
吉川英治 「平の将門」
...ルパンは夢中になるくらい喜んでいた...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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