...壮健な体を維持するためにはバランスの良い食生活が大切です...
...あの老人はまだ壮健で、毎朝散歩をするそうだ...
...娘が生まれたことで、彼はますます壮健になったという...
...壮健な精神状態が、人生を前向きに生きるための大きな要素です...
...日々の運動が壮健な身体を作るのに効果的だと言われています...
...が、七十九歳で脳溢血で倒れるまで、実に壮健で、外出すると、若い者の先にたってずんずん歩くという風でした...
上村松園 「わが母を語る」
...壮健(じょうぶ)の時と同じように平気な顔をして談笑していても自(おの)ずと憂愁に閉ざされて話を途切らしがちだった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...夫婦とも壮健なのに不思議だ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「美人鷹匠」
...壮健(そうけん)な者(もの)も勲章(くんしょう)を着(つ)けているではないか...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...『諸君は……身体の……健康を……壮健にし……』などといふ珍妙な文句が聴衆を失笑させたことも度々であつた...
辰野隆 「浜尾新先生」
...御壮健で結構であるが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...身心ます/\壮健...
種田山頭火 「行乞記」
...それにもかかわらず雪ちゃんは壮健で至って元気のよい子であった...
寺田寅彦 「雪ちゃん」
...まず御壮健おめでとう存じます」「山木さん...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...「痩せた」牧は、壮健に――暫く、見ないうちに、大人らしい影の加わって来た倅を見て、調所へ「御世話を焼かせましょうな」と、微笑した...
直木三十五 「南国太平記」
...出立の時まであの通り壮健でござった先生が……」「偽りなら偽りでようござんす...
中里介山 「大菩薩峠」
...身体の壮健(すこやか)な時に吹く音と...
中里介山 「大菩薩峠」
...「あのときおまえがへんなことを云った」と兄は七十郎に云った、「父上はいつまでも御壮健すぎる、とうてい八十に近い翁(おきな)とは思われない」「事実そうだからな」「それだけならよかったんだ」「それだけだったと思うがな」「おまえは酔っていたようだが、人間というものはその年齢があらわれるのが自然だ、あまり壮健すぎ、年よりも若くみえるような者は、突然ぽっくりとまいるものだ、父上もお気をつけなさい」「冗談じゃない」「そのとおり云ったんだ」「冗談じゃない、おれがそんなことを」そう云いかけて、七十郎は頭を掻(か)き、云ったかな、と口の中で呟いて、いかにも閉口したような眼つきで、兄を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...見違えるほど御壮健になったことと存じます...
吉川英治 「江戸三国志」
...まだ彼女の父が壮健で...
吉川英治 「篝火の女」
...「おかしら、いつもご壮健で、けっこうでござりますな」「なんだって? おれはそんな者じゃアない」「エヘヘヘヘ、わたしも、こんな、侍姿にばけているから、ゆだんをなさらないのはごもっともですが、さきほど町で、チラとお見うけして、まちがいがないのです」「なんだい、おめえはいったい?」「こう見えても、ずいぶん浪(なみ)の上でかせいだ者です」「おれたちの船じゃなかろう、こっちは知らねえもの」「そりゃア数ある八幡船(ばはんせん)ですから」「しッ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...いよいよ御壮健のようで」客殿に通された貞盛は...
吉川英治 「平の将門」
...壮健になった新蔵の姿にまず...
吉川英治 「宮本武蔵」
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