...今年の紅白歌合戦に士大夫が出演するらしい...
...彼女は士大夫の家庭に育った...
...士大夫のように豊かになりたい...
...士大夫たちは文才があり、多くの書を残した...
...彼は士大夫の家に嫁いだ...
...豈是士大夫の性情を陶写する事ならんや...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...主として支配者――君子・士大夫――のものであった...
戸坂潤 「科学論」
...最も典型的な士大夫(恐らく古代支那=西周に於ては君子と共に社会支配の幹部を指す)の政治的にも実践すべき教学であった...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...一般に生産活動から遊離した君子や士大夫...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...士大夫の間まで擴がり...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...士大夫みな影堂及影像を有することが當代の習慣にて...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...紳士の文學もしくは士大夫の文學ともいふべきものは王朝のむかしは知らず...
永井荷風 「森先生の事」
...どこへ出したって士大夫の貫禄は確かなものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...当時隴西(ろうせい)(李陵の家は隴西の出である)の士大夫(したいふ)ら皆李家を出したことを恥としたと記されている...
中島敦 「李陵」
...今呉人園囿(えんゆう)中および士大夫家の皆これを養う...
南方熊楠 「十二支考」
...雖士大夫亦有所不能變者蓋淪於塵俗而莫之覺也...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...所謂士大夫の教養としての文化...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...士大夫らしい質朴な一邸を構え...
吉川英治 「三国志」
...諸葛氏一家のような士大夫や学者などの知識階級もたくさんいた...
吉川英治 「三国志」
...官吏士大夫の候補者はうようよしているから...
吉川英治 「三国志」
...一州の士大夫(したいふ)ことごとく辱(はじ)をうけている今日をよそに...
吉川英治 「三国志」
...人の亀鑑(きかん)ともいわれる士大夫を...
吉川英治 「三国志」
...作(タ)ッテ之ヲ行ウヲ士大夫(シタイフ)ト謂(イ)ウ――と古人が申したのもその理ではございますまいか」「…………」孔明は瞑目(めいもく)して聞いていた...
吉川英治 「三国志」
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