...土台石を構える。...
...土台石が大きく崩れた...
...計画の土台石が崩れ、全てが中止になった...
...長年にわたる地図の作成には正確な土台石が必要だ...
...国道工事に必要な土台石の調達が難航した...
...他には土台石ばかりになったり...
伊藤野枝 「転機」
...義のために失敗せしものは義の王国の土台石となりしものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...余の築かんとする塔は漸く土台石の据附(すえつけ)を終えたり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...下からは土台石(どだいいし)らしいものが出てきた...
海野十三 「金属人間」
...土台石の一個が、ついにくるりと一回転して、奥の穴へころがりこんだ...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...元のように土台石を直そうというのであろう...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...独断的な身勝手イデオロギーの土台石がぐらつき始めるような気がするであろう...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...土台石の一つへ立てかけて置き...
中里介山 「大菩薩峠」
...当時の文化人・文学者の中には文学の階級的な本質――この基礎の上にこそ現実の反ファシズム運動と平和と文化の守りはたつのであるが――この社会的良心の土台石になるところを回避する傾向が一般的に強くあった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...古い柱も建て代えには土台石がいる...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...本堂の土台石が成長する石でした...
柳田國男 「日本の伝説」
...金で足りることなら太橋の家の土台石まで捧げるつもりになれ...
山本周五郎 「新潮記」
...柱を支える土台石のように...
山本周五郎 「日本婦道記」
...土台石のひとところに...
山本周五郎 「風流太平記」
...土台石の隙間のところへ跼んで...
山本周五郎 「風流太平記」
...……尤もこれは事件後に村外れに在った源次郎氏の自宅を土台石まで引っくり返して調べた結果...
夢野久作 「復讐」
...城を築く時、土台石に、その家訓を刻ませた...
吉川英治 「茶漬三略」
...その頃の遺物(かたみ)らしき土台石でも残っていないか」「あれに...
吉川英治 「源頼朝」
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