...私の周圍には二三の「求める者」がゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...從つて遠慮深くそして範圍が狹くて...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...周圍を見廻すでもなく...
田山花袋 「道綱の母」
...舟が漸次沖の方へ滑つてゆくにつれて四圍の風景を顧望してゐた...
近松秋江 「箱根の山々」
... 585あたり圍みて*々(ぎん/\)の聲あぐるのみ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼(かれ)は何(なに)かに騙(だま)された後(あと)のやうに空洞(からり)とした周圍(しうゐ)をぐるりと見廻(みまは)さない譯(わけ)にはいかなかつた...
長塚節 「土」
...圍爐裏(ゐろり)には麁朶(そだ)の一枝(えだ)も燻(く)べてなかつた...
長塚節 「土」
...余は呆然として此周圍に見とれてしまつた...
長塚節 「彌彦山」
...豫(かね)て湯島に圍(かこ)つて居た今の内儀の時代を入れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...藁ででも圍つてやらなきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やがて周圍の邊(へり)に寄り集つた...
萩原朔太郎 「宿命」
...雪のやうに四圍は明るかつた...
林芙美子 「なぐさめ」
...これを譬(たと)へば獨樂(こま)の舞(ま)ひながら丸行燈(まるあんどう)の周圍(まはり)を廻(まは)るが如(ごと)し...
福澤諭吉 「改暦辨」
...自分の周圍に起つて來るのを待つてゞもゐるやうに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...愛(あい)ちやんは自分(じぶん)の周圍(しうゐ)にある草(くさ)の花(はな)や葉(は)を殘(のこ)らず見(み)ましたが...
レウィス、キァロル Lewis Carroll 丸山英觀訳 「愛ちやんの夢物語」
...それは意識の變革の範圍内にとどまることが出來ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...先生も亦かゝる周圍の中に暮してゐるのであるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...どうせ新しい事を起すには、周圍に反抗して、因襲を破つて行くのです...
森林太郎 「ロビンソン・クルソオ」
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