...これは喜ばしい事だと思う...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...これは最も喜ばしいことである...
大隈重信 「始業式訓示」
...蓬吟氏の手で発見(めつけ)られたのは喜ばしい事だ...
薄田泣菫 「茶話」
...もしあなたが一緒に来て下さるなら大変に喜ばしい事ですな...
チェスタートン 直木三十五訳 「金の十字架の呪い」
...誠に喜ばしい次第である...
寺田寅彦 「新春偶語」
...ただ近来少数ではあるがまじめで立派な連句に関する研究的の著書が現われるのは暗夜に一抹(いちまつ)の曙光(しょこう)を見るような気がして喜ばしい...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...自分の子供が彼に喜ばしい希望をいだかせたのは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...大勢で歩くのは喜ばしいだろう...
豊島与志雄 「「自然」」
...彼女は喜ばしい驚きの叫び声をたてて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人々の喜ばしい話を聞いていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし乍(なが)ら喜ばしい時を過して居たのだ...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...ほんとに喜ばしい贈物といへば...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...喜ばしい刺※で一ぱいだつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...その時は自分が嘘を吐いているなどと云う一種の悲しく又喜ばしい意識を失っては居なかった...
松永延造 「職工と微笑」
...喜ばしいことにちがいないのである...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...こうした良心の証言こそまことに喜ばしい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...貴君に会ったことは実に喜ばしい」「では御身も董卓に恨みのある者か」「いや...
吉川英治 「三国志」
...このことが当時の民衆にどれほど喜ばしい印象を与えたかは...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索