...この木は裸木ですね...
...秋になると周りの木々が葉を落とす中で、裸木だけが独り踊りを踊る...
...樹高10mの裸木が、路地の奥に存在している...
...散歩をしていたら、裸木の枝に小鳥が止まっていました...
...最近、近所の公園で裸木の葉が生えている木を見かけました...
...常磐木以外の木はすべて葉を失った裸木ですが...
石川欣一 「山を思う」
...夜桜にまじる裸木おそろしく 叡子さうして又今皆様を送り出した部屋には只椿子と私があるのみでございます...
高浜虚子 「椿子物語」
...堤には太鼓橋(たいこばし)になった石橋が処(ところ)どころに架(かか)って裸木(はだかぎ)の柳の枝が寒そうに垂れていた...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...裸木さんの貧乏だつたことを聞くにつけても...
種田山頭火 「行乞記」
...「松」の裸木追悼号を読んで...
種田山頭火 「行乞記」
...私はいつも裸木だが!山の野菊(嫁菜の類)...
種田山頭火 「其中日記」
...とりわけて柿の裸木にところ/″\つもつた雪...
種田山頭火 「其中日記」
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鶴彬 「鶴彬全川柳」
...もう大半枯れてる裸木なので...
豊島与志雄 「古木」
...疎(まば)らな裸木の枝の間から星が鮮かに光っている...
中島敦 「虎狩」
...多くの裸木に交った二本の松の大木を見つけた...
中島敦 「虎狩」
...窓辺にある裸木の姿が頻りと気に懸った...
原民喜 「忘れがたみ」
...家家が白菊をもて葺く様に月幸ひす一村の上十二月の冬の月が武蔵野の葉を落した裸木と家根とを白く冷くしかし美しく照してゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...日が沈み終つても尚裸木に止つた儘動かない鵜を火の消えた火鉢の炭のやうに感じたのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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広海大治 「サガレンの浮浪者」
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三好達治 「寒林小唱」
...鳴き交わすように裸木の林のあいだを縫い...
山川方夫 「博士の目」
...濡れそぼった柿の裸木...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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