...人をやったり電話をかけたりして問合せたけれど...
江戸川乱歩 「悪霊」
...個々の問合せには応じ難(がた)い...
太宰治 「正義と微笑」
...ついに雷専門の雑学者頼まれもせんのに外国まで問合せを出すバカだから...
橘外男 「雷嫌いの話」
...ではチューリッヒに長距離電話で問合せて呉れ...
辰野隆 「汝自身を知れ」
...大変急なおはなしでしたのでお母さまにお問合せのひまもなく...
辻村もと子 「早春箋」
...問合せに私のところへおいでになったのでしたね...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...心あたり漏れなく問合せ候ても一向に相知れ申さず候につき...
永井荷風 「榎物語」
...そのために問合せの電報を打って返事をとるので...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...「御問合せの件に付申上候...
夏目漱石 「倫敦消息」
...米仏両国公使に御問合せ下されたい」(『外務省日誌』)...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...直に書を載して夫人に面會の日を問合せた...
濱田耕作 「シュリーマン夫人を憶ふ」
...結局前年の江戸幕府の問合せに対して...
柳田国男 「海上の道」
...米国ミズリー大学のブリウスタアという未知の人から面白い手紙の問合せを受けた...
柳田国男 「こども風土記」
...寫樂と共に、郷土の藝術家として、伊上凡骨の事蹟を殘しておきたいが、といふ問合せが、徳島縣からあつたが、その後、どうなつたか、結果を聞いてゐない...
吉川英治 「折々の記」
...雲長の家へ問合せにやったものとみえる...
吉川英治 「三国志」
...疑義のお問合せがありましたが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...何ぞまたお問合せのことでもございましたら主人まで御連絡くださいませ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...前に問合せて置いた石井みち子からの手紙は...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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