...哈爾賓(ハルビン)で国柱会の同志に無理に公開演説に引出された...
石原莞爾 「戦争史大観」
...沼ありて大江(たいこう)近き夏野かな六月六日哈爾賓(ハルビン)に向ふ...
高浜虚子 「六百句」
...長春より一路哈爾賓(ハルビン)をさして急ぎつつあった...
谷譲次 「踊る地平線」
...いかに「哈爾賓(ハルビン)」な...
谷譲次 「踊る地平線」
...何という神さまに忘れられた砂漠がハルビンであろう!いま哈爾賓(ハルビン)の市中をあめりか人らしい夫婦が自動車を乗りまわして...
谷譲次 「踊る地平線」
...日露戦後哈爾賓(ハルピン)で開業して居たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...そうさまあ哈爾賓(ハルピン)ぐらいまで行かなくっちゃ義理が悪いようだなと答えたが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...その代り哈爾賓を見て奉天へ帰るや否や...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...和蘭(オランダ)に居た若島中将閣下は哈爾賓(ハルピン)から飛行機で来たあの爺(じじい)の写真を見ただけで...
夢野久作 「人間レコード」
...午後の二時に哈爾賓(ハルピン)へ着いた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...此地で邦人の経営してゐる満洲製粉会社は、原料の小麦に富んでゐるので最も有望な特産工業として知られ、長春、哈爾賓、済南、奉天、鎮南浦等に工場を持つてゐる相である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...数日後に哈爾賓の年中行事の一つである此処のオオケストラが毎夜開かれるので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...奉天軍閥の資金捻出を目的に濫発を重ねた不換紙幣「哈爾賓大洋(ハルピンタイヤン)」の訓令相場を内外の取引に強制してゐる為めである...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...哈爾賓新聞主筆の佐藤四郎さん達であつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...午後は哈爾賓日日新聞社の浦崎成一さんが案内して下さると云ふので...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それだけ多くなつかしい哈爾賓に親しむことの出来るのを喜んだ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...末句故及)哈爾賓公園寂寞名園春似秋...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...今無復当年盛観也)哈爾賓客中...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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