...丁度『ブリタニカ』が品切れになっていた時であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...品切れなりといふ...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...今宵も品切れ也...
大町桂月 「北條より一ノ宮へ」
...間もなく品切れとなつた樣子であるが...
太宰治 「『老ハイデルベルヒ』序」
...どこの店にもマツチが品切れ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...はがきさえも品切れがちの戦争中に消息(しょうそく)もたえ...
壺井栄 「二十四の瞳」
...蜂蜜はこのあいだ姉にたべさせようと思って方々たずねたがどこにも品切れだったのであきらめてたところほかの買物にいった誰かが思いがけぬ店で見つけてきた...
中勘助 「胆石」
...アメリカでも品切れになっている...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...親分の知恵を拝借に来たんですよ」「金と知恵は品切れだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ニユースが品切れでことの外天下太平です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お茶でも呑めとか何んとか」「茶は品切れだよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俄に今日品切れもをかしかるべく...
樋口一葉 「にごりえ」
...チェリーが全く品切れで大弱りだ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...但品切れ、今はいいとのこと...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...かえり)The March toward the Unity 品切れ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...原稿紙は二年ほど前三十八銭(100枚)が四十五銭にあがり(昨年)只今は六十銭で、しかも品切れ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『医典』の方はまだ品切れ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...近所近郷の金紙が品切れになって...
柳田国男 「雪国の春」
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