...この夏大阪で開かれた展覧会に楊貴妃の半身を描いたのが今度全身の絵として出品する事になったのです...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...一体椿岳が博覧会に出品するというは奇妙に感ずるが...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...これから返品するんですよ...
オー・ヘンリ O. Henry 大久保ゆう訳 「罪と覚悟」
...また出品する以上は普通の物では平日(ふだん)の店に障(さわ)るので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その世話で展覧会に出品するようになった...
高村光太郎 「回想録」
...彼女も文展に出品する気になつて...
高村光太郎 「智恵子抄」
...彼女も文展に出品する気になって...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...そこで文展に出品する絵などを描いていた...
近松秋江 「霜凍る宵」
...不折の如きも近来評判がよいので彼等の妬(ねた)みを買い既に今度仏国博覧会へ出品する積(つも)りの作も審査官の黒田等が仕様もあろうに零点をつけて不合格にしてしまったそうだ...
寺田寅彦 「根岸庵を訪う記」
...未だ詩を作り文を品するの談あるを聞かずと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...出品する画は、いずれも十二月の一日に運ばれて、その月の二十四日に結果が発表されることになっていました...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 「フランダースの犬」
...尋常五年生は毎年関東地方の地図を出品するといふことになる...
中原中也 「詩と其の伝統」
...劇のみ品するものもあるが...
夏目漱石 「作物の批評」
...検品するだけでよい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...光子さんが絵を出品する前に見て呉れというので...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...年一回県庁で催される六人の画家たちに交って私一人が作品を出品する資格を与えられたりした...
三好十郎 「ゴッホについて」
...静山氏は帝展に出品する鯰の画の参考に二...
武者金吉 「地震なまず」
...商人(あきんど)が納品する鰹節(かつおぶし)の蝕(むしく)いを調べたり...
吉川英治 「新書太閤記」
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