...両国の和睦は長年の対立を終わらせた...
...和睦条約が締結されたことで、戦争は終結した...
...政治的に敵対していた二人の間に和睦が成立した...
...平和的な交渉の末、両者は和睦に向けて進んでいる...
...和睦を望む声が社会から上がっている...
...互のおもわくを晴らして和睦あるべしと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...決して対等の和睦をしたのではなく...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...それで?」「介添人が和睦をすすめても...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...和睦(わぼく)ぢゃ!和睦(わぼく)といふ語(ことば)は大嫌(だいきら)ひぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...非法をなさば己より進み和睦を求むべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しまひに和睦の印とでも云ふわけか...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...和睦(わぼく)の...
宮沢賢治 「クねずみ」
...しかし二人は直(ただち)にまた和睦(わぼく)する...
森鴎外 「魚玄機」
...第六章 講和の時の危険(a)けれどもわたしは、この頃近くのミュシダンで、わが軍のためにここを撃退された者どもが、彼らの党派の誰彼とともどもに、「和睦の交渉中、しかも談判がなお継続中だというのに、いきなり自分たちを急襲し全滅させたのは裏切りだ」と非難しているのに会った...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...将軍足利義輝のあつかいで和睦(わぼく)が成立したのである...
吉川英治 「上杉謙信」
...和睦の条文を破棄(はき)したばかりか...
吉川英治 「上杉謙信」
...ただ辞句(じく)鄭重に四年まえに結んだ和睦のことに言及して...
吉川英治 「上杉謙信」
...和睦して六年、柳生家との間も、その後は至って円満なので、わが娘の一人を柳生家に入れ、それを機(しお)に、新介の身も、花嫁の輿(こし)と共に、柳生ノ庄へ帰してやろうと考えていたのだった...
吉川英治 「剣の四君子」
...そして一日もはやく李(りかく)と和睦してはどうかとすすめてみた...
吉川英治 「三国志」
...無理押しつけな和睦などを酬いおったな」虫がおさまらない...
吉川英治 「三国志」
...私が和睦の使いに参りましょう」と...
吉川英治 「三国志」
...野合的和睦を一蹴(いっしゅう)して欲しいのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...羽柴方と和睦(わぼく)を取り結ばれた...
吉川英治 「新書太閤記」
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