...併し恋愛は既に進化して男性及び女性の諸性質を調和するに必須なる要素となつた...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...容易に渾然融和する事...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...けだし料理の色あいは何処の国でも食器の色や壁の色と調和するように工夫されているのであろうが...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...全国一斉に称和する予定で...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...三人が「永遠(とわ)の記念」を唱和する...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「グーセフ」
...』すると童子の群が天使のような声で唱和する...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...よくそれと調和する地位に居られることになろう...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...シシーガデゥヨ」と歌うと他のものがこれに和する...
寺田寅彦 「自由画稿」
...ゆえに列国の葛藤を調和するには仲裁の手段をもってするにしくものなかるべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...才能の優越が階級の優越と調和するときにしか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...平生(へいぜい)胸底に往来している感想に能(よ)く調和する風景を求めて...
永井荷風 「放水路」
...枯木はよく赤裸々の峯頭に調和するし...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...意志の遂行(すいこう)と社交の遠慮はいかに調和するか人がこの世を渡るに...
新渡戸稲造 「自警録」
...アクセントのちがいを緩和することもできる...
信時潔 「歌詞とその曲」
...だがこの二つは決して調和する代物ではない...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...言葉と節とが調和する時と...
宮城道雄 「声と食物」
...舞台という四角い箱に百パーセントまで調和する扮装と所作でなければならぬ...
夢野久作 「能とは何か」
...合唱隊がそれに和する...
和辻哲郎 「鎖国」
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