...薄や吾木香が供えられた...
津村信夫 「月夜のあとさき」
...――吾木香(われもかう)すすきかるかや秋くさの...
林芙美子 「清貧の書」
...見ばえのせぬ吾木香(われもこう)などという香のあるものを霜枯れのころまでもお愛し続けになるような風流をしておいでになるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...吾木香(われもかう)がある...
若山牧水 「秋草と虫の音」
...おもひのほかにつややかなのは吾木香であらう...
若山牧水 「秋草と虫の音」
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