...「吉野川」という川があります...
...吉野川まで釣に出かけた...
石川欣一 「山を思う」
...遠っ走りをして吉野川...
石川欣一 「山を思う」
...吉野川のほとりに美しい孃子がおりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...四国三郎の吉野川が村の中を流れて...
田中貢太郎 「山の怪」
...それは吉野川の河原であった...
田中貢太郎 「山の怪」
...それから先は吉野川に沿うた街道(かいどう)を徒歩で出かけた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...吉野川の川原(かわら)の景色(けしき)を眺めたものである...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...菜摘川と云う名はその五十丁の間の吉野川を呼ぶのであると云う...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「宮滝は滝にあらず両方に大岩ありその間を吉野川ながるる也(なり)両岸は大なる岩なり岩の高さ五間ばかり屏風(びょうぶ)を立たるごとし両岸の間川の広さ三間ばかりせばき所に橋あり大河ここに至(いた)ってせばきゆえ河水甚(はなはだ)深しその景絶妙也(なり)」とあるのが...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...吉野川の上流にあたる和田村というに泊ったのが十九日の夜であった」「その通り」「中山殿はじめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その前置きに「吉野川」とよみ出した如し...
南方熊楠 「女順禮」
...私が覚えているだけでも紀州の吉野川のほとり...
柳田国男 「年中行事覚書」
...阿波でも吉野川の上流ではシロイ...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...あなたの小説に描かれている吉野川ですと教えてくれる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...山を伐(き)り拓(ひら)いて吉野川へ流す材木や...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...吉野川の上流へと急いだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...袈裟(けさ)がけにされて吉野川のふちに浮いて出た...
吉川英治 「八寒道中」
...吉野川が流れていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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