...「やんごとないお方でございます...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...そしてやんごとない上たちは...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...やんごとない雲上(うんじょう)の女房でいらっしゃいましたから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...あのお方はやんごとないお生れ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...やんごとない九重(こゝのえ)の奥にさえないもので...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...まだ見たこともないやんごとない夫人が...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...やんごとない夫人の排泄物と共に永久に土に吸い込まれたのであろうけれども...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...瑠璃光丸はやんごとない殿上人(てんじょうびと)の種である...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...やんごとない主人を棺(ひつぎ)の中に釘づけにしておいたという事実を発見した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...いずれとも御意のままにじゃ」やんごとない老人がシェリ酒の杯を唇に持って行きながら叮嚀な口調で云った...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...高山の夕にも亦やんごとない僧(そう)の衣にもある水晶にも宿(やど)る紫...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...思ひもよらぬやんごとない貴人だとか...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...「やんごとないお方さまの...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...やんごとないお人の影と向いあって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やんごとないご連中ではない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「やんごとない大納言様のお館...
吉川英治 「宮本武蔵」
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