...1.流血の極刑は專ら皇帝の司る所であつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...紅葉を司る神となりぬ...
高木敏雄 「比較神話学」
...一體租税を司る者は早く注意をしなければならなかつたのであります...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...汝らヂュウス・クロニオーン――世の歡待を司る――神の雷霆凄しき怒を畏ぢず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*エーレーチュイア――誕生を司るもの――光明の中に一人(ひとり)を今日擧げん...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それが又史(ふびと)であり其の外にも朝廷並に豪族にも各歸化人の文書を司る者があつたらしいから...
内藤湖南 「聖徳太子」
...等は支那の外交を司る鴻臚寺などの官吏と諜し合はせて...
内藤湖南 「聖徳太子」
...これは大賄所という支度を司る役所の引けた後小使部屋から出火したので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...人間が生きてゐる間生命を司るいはば生命力ともいふべきものがなほその外にある...
波多野精一 「時と永遠」
...卿は唯其形體を支配して其外面の進退を司るのみ...
福沢諭吉 「帝室論」
...これ天の(は(わざわい)なり)および五残(残殺の気なり)を司る〉...
南方熊楠 「十二支考」
...その時博士の諸友これを発狂の所作として申告した内に癲狂院(てんきょういん)を司るシムモンス博士あり...
南方熊楠 「十二支考」
...今も狼を山神として専ら狩猟を司るとする処が熊野にある...
南方熊楠 「十二支考」
...水を司る神なのであつた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...死を司る神に取っては...
宮本百合子 「悲しめる心」
...正義を司るはずの裁判官が...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわち我々の保健長寿を司る学問は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...烽火台はできてもそれを司る人に人物を得なければ...
吉川英治 「三国志」
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