...右顧左眄するの餘裕がない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...(天分の大小強弱を問題とするは要するに右顧左眄である)...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...右顧左眄(うこさべん)...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...最初から他の民族への迎合を考えて右顧左眄し始めたらそれはすでに芸術の自殺である...
伊丹万作 「映画と民族性」
...いたづらに右顧左眄し...
太宰治 「檀君の近業について」
...そういう解釈は単に、事態の本質を不明朗にし、右顧左眄、自分の心を不安にするのが精々の落ちだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...右顧左眄して順応に汲々としている或る種の文化論者の類いである...
戸坂潤 「日本文化の特殊性」
...右顧左眄(うこさべん)し...
本庄陸男 「石狩川」
...右顧左眄(うこさべん)していては...
吉川英治 「私本太平記」
...もはや右顧左眄(うこさべん)しているときではない...
吉川英治 「私本太平記」
...右顧左眄(うこさべん)して...
吉川英治 「新書太閤記」
...右顧左眄(うこさべん)...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉は各地の小城出城には右顧左眄(うこさべん)なく...
吉川英治 「新書太閤記」
...右顧左眄(うこさべん)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...なぜ右顧左眄(うこさべん)をするか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その人は右顧左眄(うこさべん)してはならない...
吉川英治 「源頼朝」
...あの事は?この事は?要(い)らざる右顧左眄(うこさべん)だ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...右顧左眄が生じるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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