...日本から言えば何だアメリカは自分勝手のモンロー主義を振り廻しながら東亜の安定に口を入れるとは怪しからぬというわけで...
石原莞爾 「最終戦争論」
...お源が引取って口を入れる...
泉鏡花 「婦系図」
...義雄が不思議さうに口を入れる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自分の威嚴を持つて主張する主義にわけも分らず口を入れる女を叱りつけた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...どんなかた? いくつぐらい?」良子がよこあいから口を入れる...
江戸川乱歩 「影男」
...軍の統帥に関する問題は普通の行政とは違って所謂官僚(文官)や政治家が口を入れることが出来ない建前になっているからでもあるし...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...自分から話に口を入れる勇気もなければ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...一言も口を入れることを許されない...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...すぐ口を入れる人がよくある...
中谷宇吉郎 「老齢学」
...日本側は口を入れることが出来ない...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...どこへ行っても初対面の人には自分の名前の講釈(こうしゃく)をするのが癖でしてね」「どんな講釈をするんだい」と事あれかしと待ち構えた迷亭君は口を入れる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...波斯人(ペルシャじん)は……」「寒月君首縊りと縁がだんだん遠くなるようだが大丈夫かい」と迷亭が口を入れる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...平次は口を入れるわけにも行きません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...平次は口を入れるわけにも行きません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あっしの伜にとやかく口を入れる権利はあるめえ」「順序を立ててお話しなくっちゃあ何ぼ先生さまでもねえ...
本庄陸男 「白い壁」
...自分達の話に口を入れる...
水野葉舟 「香油」
...ほとんど口を入れる隙というものがなかった...
山本周五郎 「百足ちがい」
...よけいな口を入れるようだが...
吉川英治 「江戸三国志」
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