...到底前者の奥床しさに及ぶべくもない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...とてもこの身に及ぶべくもないと思つた...
田山花袋 「道綱の母」
...吹込みの悪い最初のものに及ぶべくもない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...とても及ぶべくもないが...
南方熊楠 「十二支考」
...けれど雨月物語の「白峯」には及ぶべくもない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どれも及ぶべくもない」箱根...
吉川英治 「源頼朝」
...光悦の楽しんでいる天地の明るくて広いことには及ぶべくもない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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