...ヨーロッパ列強中でも遙かに群を抜いて実力も権勢もある王さまが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その中でもさっきまであの三人の拝んでいた墓は一際群を抜いて大きく立派に峙(そばだ)っていた...
橘外男 「逗子物語」
...群を抜いていたそうですから...
橘外男 「仁王門」
...二人ながら群を抜いていたので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...名古屋――今では名古屋はぐつと群を抜いて了つたが...
田山録弥 「町」
...体格が群を抜いて大きく...
外村繁 「澪標」
...群を抜いて高い銀杏(ぎんなん)の樹であるらしい...
中里介山 「大菩薩峠」
...第一に手に触れた「三世相」――部厚に於ては群を抜いているけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども気性のしっかりしているのも群を抜いていたという...
長谷川時雨 「松井須磨子」
...アブノーマル・リテラチュアの中で彼はだんぜん群を抜いている...
平林初之輔 「江戸川乱歩」
...その中には群を抜いて特に大形に育ち来るものが一...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...一面庭歿後多紀両家の当主が皆弱冠であつたために群を抜いて立身する便を得たのだと云つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...剣術は群を抜いていた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...先生が群を抜いて光り耀(かがや)いておられるので...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...特にウェルギリウスがその『田園詩』において群を抜いている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...断然群を抜いていたし...
吉川英治 「三国志」
...何しろ群を抜いていた...
吉川英治 「私本太平記」
...群を抜いて美しい光耀(かがよい)をはなっている...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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