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高浜虚子 「俳句への道」
...ただ氷片のような卒都婆の残骸が...
中里介山 「大菩薩峠」
...二つに切られた卒都婆を見て...
中里介山 「大菩薩峠」
...卒都婆が二つに切れていますこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...梵字と経文の卒都婆の半分を...
中里介山 「大菩薩峠」
...お雪は卒都婆を縁の上へ置いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の身代りにその卒都婆が斬られたんでしょう」「誰が斬ったのでしょう」「誰か知りません」「怖いことね」お雪は慄(ふる)え上って思わず小庭の方を見廻しましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...蛇を踏んだようにハネ返ってその卒都婆を拾い上げました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この供養塔と卒都婆(そとば)...
中里介山 「大菩薩峠」
...汀の波には卒都婆を弄(もてあそ)ぶ波の群れのみ昨日に変りありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...卒都婆は流れ流れて人の拾うものもなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...その都の西二百余里の大山頂に卒都婆(そとば)あり...
南方熊楠 「十二支考」
...卒都婆(そとば)石...
柳田國男 「日本の伝説」
...翁が能静氏から「道成寺」「卒都婆(そとば)小町」を相伝したのはこの時であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...景清▼同十一年(六十二歳)卒都婆小町▼同十三年(六十四歳)石橋(前記)▼同十四年(六十五歳)赤頭道成寺...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...身寄りの者が建てたらしい卒都婆(そとば)が毎日のようにふえていた...
吉川英治 「私本太平記」
...社務所の横の浜辺でちらと見た“康頼卒都婆石(やすよりそとばいし)”のいいつたえである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...千本の卒都婆を削り...
吉川英治 「随筆 新平家」
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