例文・使い方一覧でみる「卒塔婆」の意味
スポンサーリンク...墓地にある卒塔婆が立っている... 
...祖先の墓に卒塔婆を建てる習慣がある...
...卒業式で卒塔婆型の帽子をかぶる...
...京都には高さ約16メートルの有名な卒塔婆がある...
...卒塔婆スタイルの屋根を持つ建物がある...
...都の噂ではその卒塔婆が...
芥川龍之介 「俊寛」
...斜めに突きさされた真新しい奥様の卒塔婆（そとば）の前には...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...卒塔婆の前のもう既に燃えつきようとする線香の束の横から...
大阪圭吉 「幽霊妻」
...卒塔婆小町（そとばこまち）の故事（ふるごと）も有る世の中...
高山樗牛 「瀧口入道」
...魚籃（びく）に入れるなり卒塔婆を投げだした...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...彼が身を隠していた一と束の卒塔婆（そとば）の影が地上に長く横（よこた）わるようになった頃に...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...小春ぶらぶらと卒塔婆を持つてゐる女刈田はれ／″＼蓼の赤けれ・あひびきまでは時間があるコリントゲームお祭の人ごみをぬけて枯草山・おまつりの桜紅葉のしづけさはある桜紅葉の残つた葉の赤さ・落ちる陽をうかべて水のながれゆく・枯草へながう影ひいてふるさとの・濁酒あほることもふるさとはおまつり・日の落ちる方へ水のながれる方へふるさとをあゆむ十一月廿二日曇つて寒い...
種田山頭火 「其中日記」
...上に梵字（ぼんじ）を書いて「爰追福者為蛇虫之霊発菩提也（ここについふくするものはだちゅうのれいぼだいをはっせんがためなり）」だのと書いた古い新しいさま／″＼の卒塔婆と共に...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...束（たば）になつて倒（たふ）れた卒塔婆（そとば）と共に青苔（あをごけ）の斑点（しみ）に蔽（おほ）はれた墓石（はかいし）は...
永井荷風 「すみだ川」
...一本の卒塔婆を中にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...卒塔婆（そとば）と...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前にも似合わない」卒塔婆小町の婆さんは...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを卒塔婆の火であぶることです...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の肩で卒塔婆を負いながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...と頸をかしげて卒塔婆の方をみている...
矢田津世子 「神楽坂」
...海で死んだ人達の記念のために立ててある卒塔婆の上に刻んであつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...卒塔婆（そとうば）の文字...
吉川英治 「剣の四君子」
...小さい卒塔婆（そとうば）なと削（けず）ってご供養のしるしとしたいが」「……ああ...
吉川英治 「源頼朝」
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