...見る見る焔に包れたが...
芥川龍之介 「奉教人の死」
...半紙の切れ端に包んだ小さなものを取り出した...
有島武郎 「骨」
...それを風呂敷に包もうとした...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...私はその雪白の布(きれ)が私の身体を包むのを見るにつけ大(おおい)に愉快だと思った...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...松平氏は第二夫人以下第何十夫人までを包括する日本一の大家族の主人だというゴシップも聞いたが事実は知らない...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...ある建具は破(やぶ)れた此の野中の一つ家と云った様な小さな草葺(くさぶき)を目がけて日暮れ方(がた)から鉄桶(てっとう)の如く包囲(ほうい)しつゝずうと押寄(おしよ)せて来る武蔵野の寒(さむさ)を骨身(ほねみ)にしみて味(あじ)わった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...後者は包容的の態度を以て之に對するのである...
朝永三十郎 「學究漫録」
...青い紙にくるんだ小さな長方形の包みが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ムリヌウから王を追うてアピアの東方ラウリイの地に包囲した...
中島敦 「光と風と夢」
...それからおつたは洋傘(かさ)と一つに置(お)いた先刻(さつき)の風呂敷包(ふろしきづゝみ)を持(も)ち込(こ)んでさうして又(また)臀(しり)を据(す)ゑた...
長塚節 「土」
...異常にほつそりした身體を包んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...メロンの包みを抱いて...
林芙美子 「多摩川」
...八十人の警官が道をふさぎ、群衆を包囲した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...すなわち中部の花もしくは果実を包んでいる内嚢壁の部を...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...あの闇に包まれてゐる山の頂から遠く吹きおろして來たのではあるまいか...
吉江喬松 「山岳美觀」
...その包囲を脅かし...
吉川英治 「三国志」
...表面、包囲形を作って、三万の大軍は、ひしひしと詰めていたが、寄手にも、隠しきれない焦躁(しょうそう)があった...
吉川英治 「茶漬三略」
...すぐに対手(あいて)を押ッ包んでしまわなかったのだ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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