例文・使い方一覧でみる「勢揃い」の意味

...勢揃いでもしているように... 勢揃いでもしているようにの読み方
薄田泣菫「艸木虫魚」

...自分らはここで勢揃いをし... 自分らはここで勢揃いをしの読み方
久生十蘭「顎十郎捕物帳」

...武装を整えて勢揃いして居れば... 武装を整えて勢揃いして居ればの読み方
火野葦平「花と龍」

...江崎一家が、勢揃いして、酒盛しとる頃は、まさか、玉井さんとことは思わんし、また、今夜、誰か、気の毒な人が出来るなあ、って、考えとったんです...
火野葦平「花と龍」

...「何といっても、まだ若いし、どうかと実は危ぶんでおったが、今朝、江岸の勢揃いに、将台に立って三軍の令を云い渡した態度と威厳は、実に堂々たるものだったそうな――伜（せがれ）の程咨（ていじ）もそう云いおりました... 「何といっても、まだ若いし、どうかと実は危ぶんでおったが、今朝、江岸の勢揃いに、将台に立って三軍の令を云い渡した態度と威厳は、実に堂々たるものだったそうな――伜の程咨もそう云いおりましたの読み方
吉川英治「三国志」

...近日勢揃い仕りますれば... 近日勢揃い仕りますればの読み方
吉川英治「三国志」

...二日の後、勢揃いして、馬遵自身も、いよいよ城を出ようとした... 二日の後、勢揃いして、馬遵自身も、いよいよ城を出ようとしたの読み方
吉川英治「三国志」

...漢中に勢揃いをし... 漢中に勢揃いをしの読み方
吉川英治「三国志」

...勢揃いの陣貝あるべし... 勢揃いの陣貝あるべしの読み方
吉川英治「私本太平記」

...一山の勢揃いがととのうのを待ち澄ましておられる風だった... 一山の勢揃いがととのうのを待ち澄ましておられる風だったの読み方
吉川英治「私本太平記」

...広場は勢揃いの弓箭（きゅうせん）にかがやき... 広場は勢揃いの弓箭にかがやきの読み方
吉川英治「私本太平記」

...ひたすら勢揃いの日を待機しており... ひたすら勢揃いの日を待機しておりの読み方
吉川英治「私本太平記」

...東へと勢揃いして帰った... 東へと勢揃いして帰ったの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...勢揃いもととのいましたと... 勢揃いもととのいましたとの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...捕手陣の勢揃いが密（ひそ）やかに行われていた... 捕手陣の勢揃いが密やかに行われていたの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...“白龍廟の仮の勢揃い”と... “白龍廟の仮の勢揃い”との読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...かくて勢揃いの朝が来た... かくて勢揃いの朝が来たの読み方
吉川英治「新・水滸伝」